Kindle Unlimitedを使ってみて

今回は、月に数冊の漫画を読むくらいの読書しかしなかった私が、一日に三冊のマインド本や自己啓発書を読むようになれた理由であるサービスについて書いていきます。

初めに

私は読書を趣味に持っています。
漫画や小説を読んで創作の世界に没頭したり、エッセイや啓発本を読んで新しい知識を得た（気になった）りすることを楽しんでいます。

しかし、本を購入するには安くても５００円、高ければ２０００円ものお金がかかります。
興味を持った本を片っ端から買いあさるほどの財力はないので、何度も繰り返し読むと分かりきっている漫画だけ購入して、自己啓発などの本が気になるときはあらすじだけ読んだり、Youtubeの動画で内容を要約したものを見たりしていました。

そんな時に知ったのが、Kindle Unlimitedです。

今回はKindle Unlimitedを利用してみた感想を書いていきたいと思います。

Kindle Unlimitedとは

Kindle UnlimitedはAmazonが提供する電子書籍のサブスクリプションサービスです。
Kindle Unlimitedに加入すると、月額９８０円で、対象となる２００万冊以上の書籍が読み放題になります。

スマホやタブレットにも対応しており、手軽に始めてどこでも利用することができます。

投資やチャットＧＰＴに興味がわき、しかしスキル本を買うほどの余裕はないという今の状況にはぴったりのサービスでした。

やってよかった点

ジャンルが本当に幅広い 　

２００万冊以上という冊数に見合うだけの豊富なジャンルがあります。 　

ジャンルが重複している書籍も見受けられますが、文学からコミック、資格取得のための教科書まで含まれます。 　
興味があるものを少し触ってみたい、というとき、格安でそれができるというのは非常にうれしかったです。 　

しかも９８０円なので、２，３冊本を読めばそれ以降は実質無料のようなもの。 　
普通に購入したら１０００円を超える本も読めるのでお得です。 　

読みたいジャンルを厳選する必要がなく、手軽にたくさんの本が読めて非常に楽しいです。 　

個人出版も面白い 　

Kindle Unlimitedでは、だれでも本を出版することができます。

そのため、特に作家が本業ではない人が書いた本も読むことができます。
この個人出版された本、玉石混交ではありますが面白い本もたくさんあり、特にスキル教本系が意外なお宝でした。 　 　

本屋に売っているようなスキル教本は、専門家やしっかりとしたスキルを持った人が書き上げたもので、非常に勉強になります。 　
が、内容についていけなくなって挫折してしまうことも少なくありません。 　

Kindle Unlimitedで見つけた個人出版された本は、通常の本と比べて色々な方面に尖っている印象を受けました。

出版された本のようなボリュームこそありませんが、それぞれしっかりと筆者の思いと技術が込められており、こんな考え方ややり方があるんだと勉強になりました。
何よりも、専門家や研究者ではない、同じ立場から始めた人の書いた文章は私と非常に目線が近く、理解しやすいと感じました。
「そう、そこが知りたかったよ！」という情報を見つけることもありました。 　

そんな風に『気の合う本』を見つけて、筆者が進めている書籍をチェックする→対象に含まれていたらそのまま読む。という形で本を選んでみると、スキル本などを呼んでいて途中で挫折することが減りました。 　

漫画を試し読み以上にたくさん読める 　

Kindle Unlimitedの対象になっている本には有名な漫画は出ていませんし、出ていても全巻は読めないものが多いです。 　
それでも、試し読みよりはたくさんのページを読むことができるので、自分に合う本かどうかをしっかり判断することができます。 　

もし読んでみたい漫画があったら、一度無料で読んでみて買うかどうか決めてみるといいでしょう。

…私は、普通に購入したけど途中で読まなくなった漫画がKindle Unlimitedに存在してちょっとショックでした。 　
Kindle Unlimitedならもっと読めて、途中で飽きるって気づけたのに…

ちょっと残念と感じた点

ダウンロードに制限がある

Kindle Unlimitedでは一度に20冊まで本をダウンロードして読むことができます。

２０冊を超える本を読みたい場合は、今まで借りた本を削除して新たに借りる必要があります。
一度削除すると、しおりの情報などはすべて消えてしまうので注意が必要です。 　

読み放題対象が入れ替わる 　

Kindle Unlimitedの対象本は、ずっと対象のままであるとは限りません。 　
出版している人が対象にするのを辞めたいと思えば、いつでもやめられます。 　

そうして読み放題の対象から外れて、有料本に戻ってしまうことがあります。
そうなる前に読みたい本はダウンロードしておいたほうがいいです。 　

新刊は読めない 　

当然の話ではありますが、今現在人気のある本や最新情報が載っている本は基本的に対象にはなりません。 　
マンガや小説は一昔前に話題になったものや、マイナーなものが大半です。 　

ゲーム化・アニメ化されるような漫画やニュースで放送されるようなベストセラーは対象になることを期待しないほうがいいでしょう。

まとめ

以上のように、Kindle Unlimitedを利用して「読み放題」の魅力を実感しました。
家にいたまま図書館の本を借りている感覚で、幅広いジャンルの本を読むことができます。
対象の入れ替わり、新刊の読み放題対象外などの制約もありますが、それを差し引いても読書が好きなら利用して損はないサービスです。

今後も利用を続けて色々な本を読んでいきたいと思います。 もし面白い本があればご紹介させていただくかもしれません。

読んでくれてありがとうございました。また他の記事でも会えたらうれしいです。